かりぷトピックス
6月20日:パレスチナの現地情報
昨夜のFM dramacity厚別介護物語は、帰国後間もない猫塚義夫先生(パレスチナ北海道医療奉仕団団長)をお招きした。シリアスな現地情報を伺った。
猫塚先生の現地からのSNSによる配信には、テレビ局をはじめマスコミ各社も参加していた。現地情報の不足を露呈しているようだ。現状のマスコミでは、ガザの真実を伝えられない。
医師不足、設備も足りない、医薬品もない、キャンプ地での診療と一次医療の医療費は国連が負担するが、薬局での薬品購入は現金払い。薬を買えない難民もいる。生理食塩水などの補液、麻酔薬、抗生物質などが足りず透析が不充分で亡くなる方や麻酔無しの帝王切開など想像を絶する。
アメリカの全面支援を受けたイスラエルのジェノサイドは、目に余る。直ちに停戦が必要だ。イスラエルによる「虐殺」への抗議行動やヨーロッパをはじめ反対行動は盛り上がっている。この時期に、ヨーロッパ諸国でパレスチナを国家として承認する国が増加。世界では当たり前の不買運動もイスラエルを追い詰めている。
日本でも利益さえあればハイエナのように立ち振るう商社の代表格「伊藤忠」がイスラエルの軍事企業との契約を破棄せざるをえなくなった。
このBDS運動も広がりを見せている。イスラエル軍や警察と連携する日本企業として日立建機、トヨタ、ソニー、三菱自動車の4社がリストとして表示されている。地域的には遠い戦争と虐殺は、日本でも加担している企業が多数存在している。
ガザでの虐殺を止めるために猫塚先生は言う「真実を知り、声をあげる」ことだ。利益至上の企業の行き着く先は戦争に他ならない。また自民党への献金見返りとしてその土俵を用意させている。憲法の理念を大企業にも守らせる。
ホームページに日本国憲法の理念を遵守する程度の理念は記載されるべきだ。
猫塚先生は、停戦後の復興には50年はかかる。長期のプロセスを見据えた支援が必要だと。
パレスチナ北海道医療奉仕団の「北海道」には、先住民族との「連帯」という理念が込められ、パレスチナの人々も先住民族だと。また、活動資金も個人の寄付でまかなわれているという足りない部分は自費。NGOからの補助金に頼らないのは故中村哲先生からのアドバイスだという。
猫塚先生からのリクエスト曲は、来生たかおの「夢の途中」。パレスチナから出国の際、「Do not say Good-Bye, but say to promis see you again!!!!」と。
石山からは「大きな歌」、ご存じのようにベトナム戦争時子供達の未来には戦争があってはいけないと願う歌
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